「模試でこの点数、本番なら受かるの?」「記述が読めなくて合否が分からない…」――行政書士試験の受験生を悩ませるのが、得点と合否の関係です。
行政書士試験は300点満点中180点(60%)で合格。
しかしそれだけではありません。
「法令等」と「一般知識等」に“足切り”があり、総合点が高くても、どちらかを割ると不合格になります。
この仕組みを知らずに、一般知識で足をすくわれる人は毎年あとを絶ちません。
そこでこのページでは、分野別の点数を入れるだけで「合格圏/足切り/総合点不足」を一発判定する無料シミュレーターを用意しました。
模試の自己採点や、本番の得点予想にお使いください。
- 分野別の点数を入れるだけで合格圏/足切り/総合点不足を一発判定
- 見落としやすい2つの足切りを同時にチェック
- どこで何点足りないか、弱点が数字で一目瞭然
行政書士の合格基準は「3つの条件」をすべて満たすこと

行政書士試験の合格は、単に総合点だけで決まるわけではありません。次の3条件をすべてクリアして、初めて合格です。
| 条件 | 基準 | 内容 |
|---|---|---|
| ① 法令等科目 | 122点以上 | 法令等(244点満点)の50%以上 |
| ② 一般知識等科目 | 24点以上 | 一般知識等(56点満点)の40%以上 |
| ③ 総合得点 | 180点以上 | 全体(300点満点)の60%以上 |
とくに見落とされやすいのが②の一般知識です。法令でいくら高得点でも、一般知識が6問(24点)未満なら、その時点で不合格。総合点とは別に、この2つの「足切り」を意識する必要があります。
配点の内訳|法令244点+一般知識56点

まず、300点がどう配分されているかを正確に押さえましょう。得点戦略は、この配点理解から始まります。
| 科目 | 形式 | 配点 |
|---|---|---|
| 法令等 | 択一式(40問×4点) | 160点 |
| 法令等 | 多肢選択式(12問×2点) | 24点 |
| 法令等 | 記述式(3問×20点) | 60点 |
| 一般知識等 | 択一式(14問×4点) | 56点 |
| 合計 | ― | 300点 |
法令等が244点と全体の8割を占め、なかでも択一式160点が最大の得点源です。記述式60点は配点が大きい一方、採点が読みにくいのが特徴。一般知識56点は配点こそ小さいものの、足切りがあるため軽視できません。
総合点が足りても落ちる「2つの足切り」

行政書士試験で最も怖いのが足切り(基準点)です。総合180点を超えていても、次のどちらかに引っかかれば不合格になります。
合否を分ける「記述式」のリアル

記述式(3問×20点=60点)は、行政書士試験で最も合否を左右しやすい部分です。なぜなら、採点基準が公表されず、自己採点と実際の点が大きくズレることがあるからです。
択一・多肢で180点に少し届かない受験生にとって、記述の出来がそのまま合否に直結します。「記述待ち」という言葉があるほど、合格発表まで結果が読めないのが実情です。
・とはいえ記述も部分点を取りに行く。キーワードを書けば加点される可能性があります。
・自己採点では記述を辛め(低め)に見積もると、本番のショックを避けられます。
一般知識「足切り」回避の戦略

合格の最大の関門である一般知識等の足切り(6問・24点)。ここを確実に超えるための戦略を押さえましょう。一般知識は「政治・経済・社会」「情報通信・個人情報保護」「文章理解」の3分野から出題されます。
| 分野 | 対策のしやすさ | 狙い方 |
|---|---|---|
| 文章理解(3問) | ◎ 対策しやすい | 現代文の読解。ほぼ満点を狙い、足切り回避の柱に |
| 情報通信・個人情報保護 | ○ 範囲が限定的 | 個人情報保護法など頻出テーマを固める |
| 政治・経済・社会 | △ 範囲が広い | 深追いせず、頻出テーマと時事を最低限 |
180点を取るための「得点配分」戦略

やみくもに全分野を勉強するのではなく、配点と足切りをふまえて「どこで何点取るか」を設計しましょう。合格者の典型的な得点イメージは次のとおりです。
| 分野 | 配点 | 目標点の目安 |
|---|---|---|
| 法令 択一式 | 160点 | 112点前後(28問正解) |
| 法令 多肢選択式 | 24点 | 16点前後 |
| 記述式 | 60点 | 20〜30点(部分点込み) |
| 一般知識 | 56点 | 28点前後(7問) |
| 合計 | 300点 | 180点前後 |
ポイントは、記述に頼らず、択一・多肢・一般知識で稼ぐこと。とくに法令択一は最大の得点源なので、ここを伸ばすほど合格が安定します。シミュレーターで配分を変えながら、自分の作戦を立ててみてください。
模試・過去問で「得点を伸ばす」

得点を本番で出すには、本試験形式での演習が欠かせません。模試と過去問を上手に使い、得点を底上げしましょう。
・模試:時間配分と本番の緊張感を体験。弱点分野を数値で把握する。
・模試の結果は、このシミュレーターに入れて足切り・合否ラインを確認すると、次にやるべきことが明確になります。
試験後の「自己採点」と合格発表

本試験が終わったら、各予備校が公開する解答速報で自己採点をします。ここでもこのシミュレーターが役立ちます。
択一・多肢は自己採点で確定しますが、記述式は採点が読めないため、合格発表(例年1月下旬)まで結果が分からない人もいます。自己採点では記述を低めに見積もり、択一・多肢だけで合格ラインに近いかを確認しておくと、心の準備ができます。
ケース別・あなたの得点パターン診断
典型的な得点パターンと、その評価・対策を紹介します。シミュレーターの結果と照らし合わせてください。
合格基準にまつわる「よくある誤解」
まとめ:合格基準を知れば「戦い方」が変わる
行政書士試験は、総合180点と2つの足切りという3条件で合否が決まります。これを正しく理解すると、どこで何点取るかという戦略が立てられ、無駄のない学習ができます。
とくに一般知識の足切りは、毎年多くの受験生を泣かせる落とし穴。シミュレーターで自分の得点を客観的にチェックし、足切りを回避しながら180点を超える作戦を組み立てましょう。基準を制する者が、合格に近づきます。
行政書士試験の合格基準を正しく理解する
行政書士試験には3つの合格基準があります。総得点だけでなく、科目群ごとの基準も満たす必要があります。
| 基準 | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 法令等科目 | 244点満点中122点(50%)以上 | 配点が大きく合否の中心 |
| 一般知識等 | 56点満点中24点(約40%)以上 | 足切りに注意。最低6問正解 |
| 総合点 | 300点満点中180点(60%)以上 | 上記2つを満たした上で必要 |
とくに注意したいのが一般知識等の足切りです。法令で高得点でも、一般知識が基準に届かなければ不合格になります。一般知識対策を軽視しないことが重要です。
科目別の得点戦略
合格には、配点の大きい科目で確実に得点する戦略が欠かせません。行政法と民法が得点源の中心です。
| 科目 | 配点の重み | 戦略 |
|---|---|---|
| 行政法 | 最大の配点 | 最優先。確実に得点源にする |
| 民法 | 配点大 | 記述でも問われる。理解を深める |
| 憲法・商法 | 中程度 | 頻出論点に絞って効率的に |
| 一般知識 | 足切りあり | 文章理解・情報通信で確実に6問 |
記述式(民法・行政法)は配点が大きく、ここで部分点を積めるかが合否を分けます。択一で基準を確保しつつ、記述の対策も怠らないようにしましょう。
直前期に得点を底上げするには
本番が近づいたら、伸びしろの大きいところに絞って底上げするのが効率的です。
②記述の型を固める:部分点を取れる答案の書き方を練習。
③一般知識の対策:文章理解で確実に得点する。
④過去問の復習:間違えた問題を解き直す。
直前期は新しいことに手を広げるより、これまでやった範囲の精度を上げるのが鉄則です。このツールで得点をシミュレートしながら、底上げすべき科目を見極めましょう。
よくある質問(FAQ)
行政書士試験の合格者として、これから挑戦する受験生のリアルな悩みに寄り添う情報を発信しています。


