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行政書士試験の難易度|合格率14.54%・3つの基準点と、2回目で合格した運営者の実体験【2026年】

行政書士の難易度・合格率の完全分析|偏差値・他資格比較・受験回数別データまで全解説【2026年】のアイキャッチ画像 行政書士試験

🎯 結論(先に要点)

行政書士試験の合格率は令和7年度で14.54%、過去10年は9.95%〜15.72%です。難しさの中身は、300点満点で「法令等122点・基礎知識24点・全体180点」の3つの基準をすべて満たす必要があることです。運営者は1回目に不合格、2回目で合格しました。偏差値は公的な指標ではないため、この記事では使っていません。

受験生

受験生
行政書士試験って、どのくらい難しいんですか?
ほかの資格と比べた位置づけも知りたいです。

行政書士(運営者)

行政書士(運営者)
合格率は令和7年度で14.54%です。
ただ、難しさの中身は3つの基準点にあります。私自身も1回落ちているので、その話もします。

この記事の監修:現役行政書士(2018年開業・社会保険労務士試験合格)

行政書士試験は2回目、社会保険労務士試験は3回目で、どちらもフォーサイトの通信講座で合格しました。

監修者の経歴と受験の実体験はフリーターから行政書士になるまでの実話に書いています。

この記事でわかること

  • 合格率から見た行政書士試験の難しさ
  • 3つの基準点と配点(どこで落ちやすいか)
  • ほかの資格の合格率(公表値)との比べ方
  • 1回目に落ちて2回目で合格した運営者の実体験

行政書士試験は「難関」とも「簡単」とも言われます。

 

どちらが正しいかを考えるには、合格率の数字と、合格の仕組みを分けて見るのが近道です。

 

この記事では、試験を実施する行政書士試験研究センターの公表資料と、運営者の受験経験だけで説明します。

 

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合格率から見た難易度:令和7年度は14.54%

行政書士試験の合格率の推移(過去10年)。平成28年度9.95%、平成29年度15.72%、平成30年度12.70%、令和元年度11.48%、令和2年度10.72%、令和3年度11.18%、令和4年度12.13%、令和5年度13.98%、令和6年度12.90%、令和7年度14.54%。10年通算は12.57%
出典:行政書士試験研究センター「最近10年間における行政書士試験結果の推移」。10年通算は当サイト計算
出典:行政書士試験研究センター「最近10年間における行政書士試験結果の推移」(直近5年)
年度 受験者 合格者 合格率
令和7年度 50,163人 7,292人 14.54%
令和6年度 47,785人 6,165人 12.90%
令和5年度 46,991人 6,571人 13.98%
令和4年度 47,850人 5,802人 12.13%
令和3年度 47,870人 5,353人 11.18%

過去10年の合格率は、9.95%(平成28年度)から15.72%(平成29年度)の幅で動いています。

 

10年分を通算すると12.57%です(当サイト計算)。

 

10年分の表と、合格率の分母の読み方は、行政書士試験の合格率推移でくわしく説明しています。

 

難しさの中身:3つの基準点をすべて満たす

行政書士試験の合格基準。法令等122点以上、基礎知識24点以上、全体180点以上の3つを全部満たす
出典:行政書士試験研究センター「令和7年度行政書士試験の合否判定基準」をもとに作成
出典:行政書士試験研究センター 試験案内・令和7年度合否判定基準
区分 内容 配点 合格の基準
法令等 5肢択一式40問・多肢選択式3問・記述式3問 244点 122点以上(50%)
基礎知識 5肢択一式14問 56点 24点以上
全体 — 300点 180点以上(60%)

合格するには、この3つの基準をすべて満たす必要があります。

 

全体で180点を超えていても、基礎知識が24点に届かなければ不合格です。

 

令和7年度の合格者の平均点は197点でした(行政書士試験研究センター)。

 

記述式(3問・60点)は、試験研究センターが採点基準を公表していません。

 

そのため、記述式の点数をあてにせず、択一式で点を積み上げておくことが大切です。

 

記述式の対策は行政書士試験の記述式、配点のくわしい内訳は科目・配点の完全ガイドにまとめています。

 

🎬 動画で見る:行政書士試験の配点と足切り

300点の内訳と、3つの基準点の考え方を図で説明しています。

当サイト運営者のYouTubeチャンネル「シカクのミカタ」の動画です(説明欄の記事リンクには広告を含みます)。

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ほかの資格の合格率と比べる(公表値)

資格試験の合格率の公表値。司法試験41.2%(令和7年)、税理士21.6%(第75回)、中小企業診断士1次23.0%(令和8年度)・2次17.6%(令和7年度)、行政書士14.54%(令和7年度)、社労士9.3%(第58回)
出典:法務省・国税庁・日本中小企業診断士協会連合会・行政書士試験研究センター・厚生労働省の公表値をもとに作成
出典:法務省、国税庁、日本中小企業診断士協会連合会、行政書士試験研究センター、厚生労働省の各公表資料
資格(年度) 合格率(公表値) 注意点
司法試験(令和7年) 41.2%(受験者3,837人・合格者1,581人) 法科大学院の修了や予備試験の合格などの受験資格がある
中小企業診断士 1次23.0%(令和8年度)・2次17.6%(令和7年度) 1次と2次の両方に合格する必要がある
税理士(第75回) 21.6% 科目ごとの合格を含む数字
行政書士(令和7年度) 14.54% 受験資格はない
社労士(第58回) 9.3% 学歴・実務経験などの受験資格がある

合格率は、受ける人の集団や試験の仕組みが違うと、そのままでは比べられません。

 

たとえば司法試験は受験資格のある人だけが受けるため、合格率が高く見えます。

 

行政書士試験は受験資格がなく、誰でも受けられるため、準備の度合いがさまざまな人が含まれます。

 

よく見かける「偏差値」は、公的な指標ではありません。

 

試験研究センターも公表していないため、この記事では使っていません。

 

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運営者の実体験:1回目は不合格、2回目で合格

行政書士(運営者)

行政書士(運営者)
私は市販のテキストで独学を始めましたが、全く理解できずに挫折しました。
フォーサイトの通信講座に切り替えて、ようやく内容が分かるようになりました。
それでも1回目は、勉強を始めてから試験まで9か月ほどしかなく、勉強不足で不合格でした。
2回目で合格しています。

勉強時間は1日4時間ほどでした。

 

苦手だったのは一般知識(今の基礎知識)で、政治・経済の本を読んで補いました。

 

1回落ちたことで、どこが足りないかがはっきりしたのが、2回目の合格につながりました。

 

🎬 動画で見る:行政書士試験に1回落ちた話

独学で挫折してから通信講座に切り替え、1回目に落ちて2回目で合格するまでを話しています。

当サイト運営者のYouTubeチャンネル「シカクのミカタ」の動画です(説明欄の記事リンクには広告を含みます)。

※運営者本人の体験です(動画の声は合成音声)。

勉強時間の考え方は、行政書士の勉強時間と独学の進め方で、1日の時間×期間の早見表にまとめています。

 

難しいと感じやすい3つの点

配点と基準は行政書士試験研究センターの公表資料。対策の方向は当サイトの整理
つまずきやすい点 理由 対策の方向
基礎知識の24点 14問中6問以上の正解が必要で、出題の範囲が広い 文章理解など点を取りやすい分野を落とさない
記述式 採点基準が公表されておらず、点数が読みにくい 択一式で122点・180点を超える準備を先にする
法令の量 法令等は244点で、行政法と民法の比重が大きい 配点の大きい科目から順に固める

基礎知識の出題の中身は、基礎知識の足切り対策で確認できます。

 

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行政書士試験の難易度についてよくある質問

Q. 行政書士試験の難易度はどのくらいですか?

A. 令和7年度の合格率は14.54%で、過去10年は9.95%〜15.72%です。合格には、法令等122点・基礎知識24点・全体180点(300点満点)の3つの基準をすべて満たす必要があります。

Q. 行政書士の偏差値はいくつですか?

A. 資格試験の偏差値は公的な指標ではなく、試験を実施する行政書士試験研究センターも公表していません。この記事では、公表されている合格率と合格基準で難しさを説明しています。

Q. ほかの資格と比べて難しいですか?

A. 公表値では、社労士(第58回)9.3%、行政書士(令和7年度)14.54%、中小企業診断士1次(令和8年度)23.0%、税理士(第75回)21.6%、司法試験(令和7年)41.2%です。受験資格や科目合格の制度が違うため、合格率だけでは比べられません。

Q. いちばん落ちやすいのはどこですか?

A. 3つの基準のうち1つでも届かないと不合格です。基礎知識(14問56点)は24点に届かないと、法令等の点数が高くても不合格になります。記述式(3問60点)は採点基準が公表されていません。

Q. 運営者は何回で合格しましたか?

A. 2回目で合格しました。1回目は勉強を始めてから試験まで9か月ほどで、勉強不足のまま受けて不合格でした。

Q. 勉強時間の目安はありますか?

A. 公的な統計はありません。1日の時間×期間で合計を出し、過去問や模試の点数で足りているかを確かめるのが確実です。運営者は1日4時間ほどでした。

まとめ|合格率14.54%、合格の条件は3つの基準点

行政書士試験の合格率は令和7年度で14.54%、過去10年は9.95%〜15.72%です。

 

難しさの中身は、法令等122点・基礎知識24点・全体180点の3つの基準をすべて満たすことにあります。

 

ほかの資格と比べるときは、受験資格や試験の仕組みの違いも合わせて見ましょう。

 

1回で受からなくても、足りない所が分かれば次につながります。

 

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📚 この記事の出典

  • 行政書士試験研究センター「最近10年間における行政書士試験結果の推移」「令和7年度合否判定基準」「令和7年度試験実施結果の概要」
  • 法務省「令和7年司法試験の採点結果」/国税庁「第75回税理士試験結果」/日本中小企業診断士協会連合会「令和8年度第1次試験・令和7年度第2次試験に関する統計資料」/厚生労働省「第58回社会保険労務士試験の合格者発表」


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