🎯 結論(先に要点)
行政書士試験の合格率は令和7年度で14.54%、過去10年は9.95%〜15.72%です。難しさの中身は、300点満点で「法令等122点・基礎知識24点・全体180点」の3つの基準をすべて満たす必要があることです。運営者は1回目に不合格、2回目で合格しました。偏差値は公的な指標ではないため、この記事では使っていません。

ほかの資格と比べた位置づけも知りたいです。

ただ、難しさの中身は3つの基準点にあります。私自身も1回落ちているので、その話もします。
この記事の監修:現役行政書士(2018年開業・社会保険労務士試験合格)
行政書士試験は2回目、社会保険労務士試験は3回目で、どちらもフォーサイトの通信講座で合格しました。
監修者の経歴と受験の実体験はフリーターから行政書士になるまでの実話に書いています。
この記事でわかること
- 合格率から見た行政書士試験の難しさ
- 3つの基準点と配点(どこで落ちやすいか)
- ほかの資格の合格率(公表値)との比べ方
- 1回目に落ちて2回目で合格した運営者の実体験
行政書士試験は「難関」とも「簡単」とも言われます。
どちらが正しいかを考えるには、合格率の数字と、合格の仕組みを分けて見るのが近道です。
この記事では、試験を実施する行政書士試験研究センターの公表資料と、運営者の受験経験だけで説明します。
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合格率から見た難易度:令和7年度は14.54%

| 年度 | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和7年度 | 50,163人 | 7,292人 | 14.54% |
| 令和6年度 | 47,785人 | 6,165人 | 12.90% |
| 令和5年度 | 46,991人 | 6,571人 | 13.98% |
| 令和4年度 | 47,850人 | 5,802人 | 12.13% |
| 令和3年度 | 47,870人 | 5,353人 | 11.18% |
過去10年の合格率は、9.95%(平成28年度)から15.72%(平成29年度)の幅で動いています。
10年分を通算すると12.57%です(当サイト計算)。
10年分の表と、合格率の分母の読み方は、行政書士試験の合格率推移でくわしく説明しています。
難しさの中身:3つの基準点をすべて満たす

| 区分 | 内容 | 配点 | 合格の基準 |
|---|---|---|---|
| 法令等 | 5肢択一式40問・多肢選択式3問・記述式3問 | 244点 | 122点以上(50%) |
| 基礎知識 | 5肢択一式14問 | 56点 | 24点以上 |
| 全体 | — | 300点 | 180点以上(60%) |
合格するには、この3つの基準をすべて満たす必要があります。
全体で180点を超えていても、基礎知識が24点に届かなければ不合格です。
令和7年度の合格者の平均点は197点でした(行政書士試験研究センター)。
記述式(3問・60点)は、試験研究センターが採点基準を公表していません。
そのため、記述式の点数をあてにせず、択一式で点を積み上げておくことが大切です。
記述式の対策は行政書士試験の記述式、配点のくわしい内訳は科目・配点の完全ガイドにまとめています。
🎬 動画で見る:行政書士試験の配点と足切り
300点の内訳と、3つの基準点の考え方を図で説明しています。
当サイト運営者のYouTubeチャンネル「シカクのミカタ」の動画です(説明欄の記事リンクには広告を含みます)。
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ほかの資格の合格率と比べる(公表値)

| 資格(年度) | 合格率(公表値) | 注意点 |
|---|---|---|
| 司法試験(令和7年) | 41.2%(受験者3,837人・合格者1,581人) | 法科大学院の修了や予備試験の合格などの受験資格がある |
| 中小企業診断士 | 1次23.0%(令和8年度)・2次17.6%(令和7年度) | 1次と2次の両方に合格する必要がある |
| 税理士(第75回) | 21.6% | 科目ごとの合格を含む数字 |
| 行政書士(令和7年度) | 14.54% | 受験資格はない |
| 社労士(第58回) | 9.3% | 学歴・実務経験などの受験資格がある |
合格率は、受ける人の集団や試験の仕組みが違うと、そのままでは比べられません。
たとえば司法試験は受験資格のある人だけが受けるため、合格率が高く見えます。
行政書士試験は受験資格がなく、誰でも受けられるため、準備の度合いがさまざまな人が含まれます。
よく見かける「偏差値」は、公的な指標ではありません。
試験研究センターも公表していないため、この記事では使っていません。
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対象講座・受け取り条件(合格体験記の提出など)は公式サイトの「合格特典」ページで確認してください。
運営者の実体験:1回目は不合格、2回目で合格

フォーサイトの通信講座に切り替えて、ようやく内容が分かるようになりました。
それでも1回目は、勉強を始めてから試験まで9か月ほどしかなく、勉強不足で不合格でした。
2回目で合格しています。
勉強時間は1日4時間ほどでした。
苦手だったのは一般知識(今の基礎知識)で、政治・経済の本を読んで補いました。
1回落ちたことで、どこが足りないかがはっきりしたのが、2回目の合格につながりました。
🎬 動画で見る:行政書士試験に1回落ちた話
独学で挫折してから通信講座に切り替え、1回目に落ちて2回目で合格するまでを話しています。
当サイト運営者のYouTubeチャンネル「シカクのミカタ」の動画です(説明欄の記事リンクには広告を含みます)。
※運営者本人の体験です(動画の声は合成音声)。
勉強時間の考え方は、行政書士の勉強時間と独学の進め方で、1日の時間×期間の早見表にまとめています。
難しいと感じやすい3つの点
| つまずきやすい点 | 理由 | 対策の方向 |
|---|---|---|
| 基礎知識の24点 | 14問中6問以上の正解が必要で、出題の範囲が広い | 文章理解など点を取りやすい分野を落とさない |
| 記述式 | 採点基準が公表されておらず、点数が読みにくい | 択一式で122点・180点を超える準備を先にする |
| 法令の量 | 法令等は244点で、行政法と民法の比重が大きい | 配点の大きい科目から順に固める |
基礎知識の出題の中身は、基礎知識の足切り対策で確認できます。
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行政書士試験の難易度についてよくある質問
A. 令和7年度の合格率は14.54%で、過去10年は9.95%〜15.72%です。合格には、法令等122点・基礎知識24点・全体180点(300点満点)の3つの基準をすべて満たす必要があります。
A. 資格試験の偏差値は公的な指標ではなく、試験を実施する行政書士試験研究センターも公表していません。この記事では、公表されている合格率と合格基準で難しさを説明しています。
A. 公表値では、社労士(第58回)9.3%、行政書士(令和7年度)14.54%、中小企業診断士1次(令和8年度)23.0%、税理士(第75回)21.6%、司法試験(令和7年)41.2%です。受験資格や科目合格の制度が違うため、合格率だけでは比べられません。
A. 3つの基準のうち1つでも届かないと不合格です。基礎知識(14問56点)は24点に届かないと、法令等の点数が高くても不合格になります。記述式(3問60点)は採点基準が公表されていません。
A. 2回目で合格しました。1回目は勉強を始めてから試験まで9か月ほどで、勉強不足のまま受けて不合格でした。
A. 公的な統計はありません。1日の時間×期間で合計を出し、過去問や模試の点数で足りているかを確かめるのが確実です。運営者は1日4時間ほどでした。
まとめ|合格率14.54%、合格の条件は3つの基準点
行政書士試験の合格率は令和7年度で14.54%、過去10年は9.95%〜15.72%です。
難しさの中身は、法令等122点・基礎知識24点・全体180点の3つの基準をすべて満たすことにあります。
ほかの資格と比べるときは、受験資格や試験の仕組みの違いも合わせて見ましょう。
1回で受からなくても、足りない所が分かれば次につながります。
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📚 この記事の出典
- 行政書士試験研究センター「最近10年間における行政書士試験結果の推移」「令和7年度合否判定基準」「令和7年度試験実施結果の概要」
- 法務省「令和7年司法試験の採点結果」/国税庁「第75回税理士試験結果」/日本中小企業診断士協会連合会「令和8年度第1次試験・令和7年度第2次試験に関する統計資料」/厚生労働省「第58回社会保険労務士試験の合格者発表」
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