- 主婦が独学で行政書士に受かる?
- 合格のポイントを知りたい
- 主婦から行政書士になるメリットは?
主婦の方で行政書士に興味がある方。
『独学で行政書士に合格できるの?』と気になっていませんか。
まずは試験の難易度を把握して、合格するための勉強法を知ることが大切です。
★この記事を書いた人
知識ゼロから行政書士試験に合格。
行政書士歴5年の現役行政書士。
そこでこの記事では、主婦の方が独学で行政書士に合格できるかを解説します。
★この記事の結論
- 初学者であれば独学は難しい
- 正しい学習法を知ることで短期合格も狙える
- 主婦から行政書士になるメリットは多い
行政書士を主婦が独学で合格できる?
行政書士試験に受験資格はありません。主婦の方でも行政書士に挑戦することができます。
受験生の大半は社会人。合格者の過半数は30代、40代と働き盛りの年代が多いです。
ただし、行政書士試験の合格率は10%前後の難関試験。法律の学習経験がある人ならまだしも初学者が独学で合格することは難しいです。
なぜなら行政書士試験は単なる暗記だけでは合格できないからです。法的な思考力を問う問題が出題されます。
つまりテキストを暗記しているだけでなく『理解力』も問われます。独学で『理解』しながら学習を進めていくことは大変です。
筆者も当初は独学で勉強していました。しかし、あまり理解できずに挫折。通信講座に切り替えた経験があります。
≫行政書士試験が難しすぎ!難しい理由と合格するための勉強法を解説
≫行政書士試験に受かる気がしない…。合格するためのポイントを解説
主婦の方で独学に向いている方
- 時間に余裕がある
- 短期間で合格を目指さない
- 勉強が嫌いではない
時間に余裕があって、ゆっくり勉強をしていきたいなら独学でもOKです。
行政書士は法律を勉強します。法律の勉強が好きな人なら挫折しにくいので続けられると思います。
独学の一助となる書籍【非常識合格法】
出典:クレアール公式サイト
行政書士に合格するには『正しい勉強法を知る』ことが大切です。闇雲に勉強しても非効率。最初に正しい勉強法を学びましょう。
そこで参考となる書籍『非常識合格法』を紹介します。非常識合格法は大手予備校のクレアールが出版した書籍です。
この本を読むことで『最短最速で合格する方法』がわかります。
合格するための勉強法、学習スケジュールの立て方など受験生が悩むポイントがわかりやすく解説されています。
Amazonだと1,500円しますが、資料請求するだけで0円で入手できます。
※資料請求しても電話やメールなど、しつこい勧誘は一切ないのでご安心ください。
行政書士に主婦が挑戦【合格に必要な3つのポイント】
- 勉強時間の確保(800時間以上)
- スキマ時間の活用
- 通信講座の活用
勉強時間の確保(800時間以上)
合格に必要な勉強時間は800時間以上です。学習期間を1年に設定した場合、1日2時間は勉強しなければなりません。
合格には絶対的な学習量が必要です。時間を捻出して800時間は確保しましょう。
≫行政書士の勉強はいつから開始すべき?合格に必要な勉強時間を解説
スキマ時間の活用
育児や家事が忙しく時間が取れない方はスキマ時間を活用しましょう。
例えば、
- 早朝
- 料理を作っている間
- 洗濯が終わるまで間
- 子供が昼寝している間
- 移動中
- 子どもが寝静まった後
たとえ5分でも積み重ねていくと膨大な時間になります。
通信講座の活用
主婦にオススメの勉強法は『通信講座』です。
上記で解説したとおり、独学は挫折する可能性があるのでオススメしません。
一方で、予備校に通う方法もあります。
しかし、費用が20万円近くかかること。さらに講義があるので時間的な拘束もありオススメはしません。
通信講座は予備校の半額以下で受講できるのに、教材のクオリティが高いです。
★通信講座の特徴
- 自宅で学習できる
- 価格が安い
- 講師の講義がわかりやすい
- スキマ時間でも学べる教材
私自身、通信講座を受講して行政書士試験に合格できました。初学者でも通信講座で十分合格を狙えます。
オススメは通信講座は下記の記事を参考にしてください。
主婦が行政書士を取得する4つのメリット
- 女性に向いている資格
- 独立できる
- 他資格の勉強に活かせる
- 子供に良い影響を与える
女性に向いている資格
行政書士の主な業務は書類作成です。
書類作成には正確さが求められるため、きめ細かな対応ができる女性に向いています。
さらに依頼者の相談に乗るのも行政書士の仕事です。依頼者によっては女性に対応してほしい人も大勢います。
近年では女性行政書士として活躍する方が増えてきました。
行政書士試験の合格者の約3割は女性です。つまり合格者の4人に1人は女性ということです。
独立開業できる
行政書士は独立型の国家資格です。
独立はハードルが低く最低限PC、スマホ、プリンターがあれば始められます。
自宅で開業してOK。家事や育児をしながら在宅で仕事をすることができます。
働き方も自由です。がっつり働いてもよし、週末起業でもOK。自分のペースで働けるのが魅力です。
他資格の勉強に活かせる
行政書士に合格すると自信がつきます。自信がつくと他資格にも挑戦しやすくなります。
さらに行政書士学習で学んだ『勉強法』は他資格の勉強に活かせます。テキストの読み方や過去問の使い方、模試の活用法など。
勉強法が確立しているので、そのまま他資格にも応用できます。
実際に行政書士の次に司法書士や社労士などを目指す人も大勢います。
私自身、行政書士と社労士のダブルライセンスです。両者は相性がよくダブルライセンスで独立している人もいます。
≫社労士と行政書士のダブルライセンスってどう?メリットや年収を徹底解説
子どもに良い影響を与える
親が勉強している姿を子どもに見せることは教育に良い影響を与えます。
行政書士は短期間では合格できません。1年以上は勉強する必要があります。毎日勉強している姿を子どもは見ています。
勉強している姿を見せることで子供も勉強に親しみを感じてくれるのではないでしょうか。
主婦が行政書士を取得する2つのデメリット
- 合格が難しい
- 行政書士事務所の求人が少ない
合格が難しい
行政書士試験は難関です。合格率は10%程度。100人受けて10人程度しか受かりません。
合格できず、途中で挫折する人も多いです。
試験は、単に知識を覚えるだけではなく、知識を正確に理解できているかを問う問題が出題されます。
理解力を身につけるには相当な学習量が必要です。
行政書士事務所の求人が少ない
行政書士は独立開業型の資格。多くの行政書士は1人事務所です。
人を雇っている事務所はほぼありません。
よって、就職目当てで資格を取得するのはオススメしません。
独立前提で合格を目指しましょう。
※資料請求後に強引な押し売り、しつこい勧誘は一切ないのでご安心ください。
【まとめ】行政書士は主婦が独学で合格できる?
主婦の方が行政書士に独学で合格できるのか解説してきました。
結論として法律の学習経験がある人ならまだしも、初学者であれば独学はオススメできません。
行政書士試験の合格率は10%前後の難関資格。独学で合格するのは簡単ではないからです。
独学で合格を目指すなら数年単位の学習を覚悟しなければなりません。短期間で効率よく合格したいなら通信講座がオススメです。
通信講座は予備校の半額以下で受講でき、クオリティの高い教材を学べます。
私も通信講座で行政書士に合格できました。オススメの通信講座は下記の記事を参考にしてください。
主婦が行政書士を取得するメリットは次の4つです。
- 女性に向いている資格
- 独立できる
- 他資格の勉強に活かせる
- 子供に良い影響を与える
行政書士の最大の魅力は独立できること。自宅で気軽に開業でき、マイペースで仕事ができるのが魅力です。
合格は簡単ではありませんが価値のある資格です。是非、挑戦してみてください。
行政書士に関する下記の記事も参考にしてください。