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フリーターから行政書士に|資格で人生は変わったのか、2回目で合格して開業した本人が書く実話

フリーターから行政書士に。資格で人生は変わったのか、本人が書く実話 行政書士の資格

🎯 結論(先に要点)

  • 筆者は大学を出たあとフリーターで、人生を変えたくて行政書士を目指しました。
  • 独学で挫折し、1回目は不合格。2回目で合格しました(約15年前)。
  • 資格を取っただけでは食えませんでした。最初の開業は数か月お客さんゼロです。
  • 人生が変わったのは、集客を自分で学んでから。資格は1つで十分でした。
資格を迷っている人
フリーターです。行政書士の資格を取れば、人生は変わりますか?
現役行政書士
変わりました。ただ、資格を取った日に変わったわけではありません。この記事では、フリーターから開業までに実際にあったことを、良いことも悪いことも書きます。
✍️ この記事を書いた人
行政書士(2018年開業)。行政書士試験は2回目、社会保険労務士試験は3回目で、どちらもフォーサイトの通信講座で合格しました。この記事の出来事は、すべて筆者本人の体験です。年は概数で書いています。

この記事でわかること

✅ フリーターから行政書士を目指し、合格するまでの道のり

✅ 資格を取って変わったこと・変わらなかったこと

✅ 開業して客ゼロだった最初の数か月と、立て直し

✅ 「資格を持っている意味はあるか」への本人の答え

✅ これから資格を取る人に伝えたいこと

 

「資格を取れば人生が変わる」と、資格のサイトにはよく書いてあります。

 

この記事は、その言葉を本気で信じて行政書士を目指した筆者の記録です。

 

結論は「変わった。ただし、資格だけでは変わらなかった」です。

 

大学を出てフリーター|「人生を変えたい」で行政書士を選んだ

筆者は大学を卒業したあと、就職せずにフリーターをしていました。

 

このままではいけないと思い、人生を変えるために資格を取ろうと考えました。

 

選んだのが行政書士です。

 

筆者の道のり。大学卒業後フリーター、独学で挫折して通信講座へ、1回目不合格・2回目合格、開業して客ゼロから社労士へ、2018年11月に介護職のアルバイトから開業し直し

勉強を始めたときの筆者には、法律の学習経験がありませんでした。

 

最初は市販の教科書を買って独学しましたが、内容を全く理解できず、挫折しました。

 

お金がなかったので、講座の比較はしていません。

 

市販の本かフォーサイトか、の二択で、市販の本では無理だったのでフォーサイトを選びました。

 

講義を聞くと、同じ範囲でも理解の速さが変わりました。

 

1回目は不合格、2回目で合格|受験生活の1日

1回目の試験は、合格点に全く届かず不合格でした。

 

点数は覚えていませんが、手応えがなかったことは覚えています。

 

2回目の試験で合格しました。約15年前のことです。

 

筆者の受験生活の1日。午前は勉強4時間、移動中は講義を耳で聞く、午後から夜勤のアルバイト、夜は勉強しない。直前1か月だけ1日7時間

表1 筆者の勉強のやり方(行政書士試験)

項目 筆者の実際
勉強時間 1日最低4時間。朝と昼だけで、夜はしない。直前1か月は1日7時間
生活 午前に勉強、午後から夜勤のアルバイト(重度訪問介護・週2回ほど)
場所 自宅・図書館・カフェ。通勤や電車の移動中は講義を耳で聞いた
教材 フォーサイトの講義とテキスト。テキストに書き込みながら読む
過去問 最低5年分を3周
模試 他社(TAC・大原)。1年目は合格基準にかすりもせず、2年目に基準点を超えた
苦手科目 一般知識(いまの基礎知識)。政治・経済の本を読んで対策した
得意科目 たぶん行政法。民法・行政法とも、テキストを読んで過去問を繰り返した

直前の1か月は、テキストを1周、理解できているかを確かめながら読みました。

 

本番は焦りもありましたが、模試で時間を測って1問何分と決めていたので、そのとおりに解けました。

 

合格は、自己採点である程度予想できていました。

 

後日届いた合格のハガキを見て、家族に伝えました。

 

フォーサイトの講座の中身は、フォーサイト行政書士講座の合格体験記に詳しく書いています。

 

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合格から約1年で開業、お客さんはゼロ|「行政書士では食えない」と社労士へ

合格のあと、筆者は約1年で行政書士として開業しました。

 

最初は開業の本を買い漁って読みました。

 

ところが、開業して数か月、お客さんは全く来ませんでした。

 

「行政書士では食えない」と思った筆者は、社労士の資格を取ろうと決めました。

 

今思うと、これはダメな考えでした。

 

来なかった原因は資格の種類ではなく、集客を何も知らなかったことだったからです。

 

社労士試験に3年|2回目は選択式が1点足りず

社労士の勉強は、3年ほどかかりました。

 

行政書士の仕事はいったん断念し、アルバイトを減らして月7万円ぐらいで生活しながら勉強しました。

 

1回目は択一式も選択式も届かず、2回目は選択式が1点足りずに不合格でした。

 

絶望して1人で泣きましたが、2週間ほどでやる気が戻り、3回目で合格しました。

 

そのときのことは、社労士試験に落ちてから3回目で合格するまでの体験談に書いています。

 

社労士試験には合格しましたが、社労士の登録はしていません。

 

理由はあとで書きます。

 

2018年11月、介護職のアルバイトから開業し直した|最初のお客さんは車庫証明

介護の仕事は、大学2年から約10年、重度訪問介護の夜勤のアルバイトとして続けていました。

 

昼に勉強して夜は夜勤という生活で、夜勤はあまり眠れないのがきつかったです。

 

2018年11月に、行政書士として開業し直しました。

 

1年目は集客に困り、ホームページを自分で作りました。

 

最初のお客さんは、その自作のホームページを見た県外の方で、依頼は車庫証明でした。

 

開業初期にいちばん多かった業務は、古物商許可です。

 

派手な仕事ではありませんが、ここから行政書士の仕事だけで食べていけるようになりました。

 

開業して分かったこと(筆者の場合)

  • 資格を取っただけでは、お客さんは来ない
  • 集客とマーケティングは、開業前に学んでおくべきだった
  • 最初の仕事は、自分で作ったホームページから来た
  • 資格は1つあれば十分だった。社労士は登録していない

開業にかかるお金と手続きは、行政書士の開業資金にまとめています。

 

行政書士の収入の実態は、行政書士の年収で公的な調査をもとに解説しています。

 

資格を持っている意味はあったか|筆者の答え

「行政書士を持っていても、持っているだけでは意味がない」という検索を、ときどき見かけます。

 

筆者の答えは、半分その通りで、半分ちがいます。

 

資格を取って変わったこと(自信がついた、周りの目が変わった、条文を読む力、行政書士として仕事ができる)と変わらなかったこと(資格だけでは客は来ない、試験知識は実務でほぼ使わない、資格を増やしても食えない)

表2 資格を取って、変わったこと・変わらなかったこと

変わったこと 変わらなかったこと
難しい試験に何年も挑戦して受かったので、自分に自信がついた 資格を取っただけでは、お客さんは来なかった
周りの目が変わった 試験の知識そのものは、実務でほとんど使わない
法律の条文に触れた経験で、各業務の法律をすんなり理解できる 資格を増やしても、食えるようにはならなかった
行政書士の業務を、自分の名前で受けられる 集客は、自分で学ぶしかなかった

試験の知識は、実務ではほぼ役に立ちません。

 

けれど、条文を読む経験は生きました。

 

開業後に初めて触れる法律でも、すんなり理解できたのは、受験勉強のおかげです。

 

そして何より、合格で自信がつきました。

 

何年も挑戦して受かった経験があるので、この先の壁も乗り越えられると思えます。

 

フリーターだった筆者にとって、これがいちばん大きな変化でした。

 

社労士を登録していない理由

社労士試験に受かったのに登録していないのは、行政書士だけで食べていけるようになったからです。

 

受験を決めた動機が「行政書士では食えない」だったことを思うと、少し皮肉です。

 

資格は1つより2つ以上、数が多いほど食いやすいと思っていましたが、実際はちがいました。

 

ほかに社会福祉士と介護福祉士の資格も持っていますが、仕事にしているのは行政書士だけです。

 

これから資格を取る人へ|筆者が伝えたい4つのこと

筆者からの4つのこと

  • 初学者は通信講座を使う。法律の学習経験がある人以外に、独学はすすめない
  • 安易なダブルライセンスはすすめない。「1つでは不安だからもう1つ」は良くない
  • 合格後に仕事をしている自分を思い浮かべる。筆者はこれでやる気を保った
  • 集客を先に学ぶ。資格より先に、お客さんの来る仕組みを考える

やめたくなったことは、一度もありません。

 

受かったら人生が変わると思っていたし、資格を活かして活動する将来の自分を想像していたからです。

 

いま受けても同じやり方をします。昔のほうが合格率は低かったので、このやり方で通ると思っています。

 

勉強の進め方は、行政書士試験の学習計画と公式の過去問の使い方にまとめています。

 

行政書士試験の基本データ

表3 行政書士試験の概要(令和8年度)

項目 内容
試験日 2026年11月8日(日)13時〜16時
合格発表 2027年1月27日(水)
合格基準 300点満点中180点以上。法令等122点以上・基礎知識24点以上も必要
前年度の結果 受験者50,163人・合格者7,292人・合格率14.54%(令和7年度)
受験資格 年齢・学歴・国籍の制限なし

出典:一般財団法人 行政書士試験研究センター(2026年10月19日確認)。上記の資料をもとに当サイトが編集・加工して作成。

 

受験資格に制限がないので、フリーターでも学生でも受けられます。

 

合格率は10%台で、筆者のように2回目で受かる人も珍しくありません。

 

受験経験者が使える講座の割引は、受験経験者割引の解説を見てください。

 

よくある質問

Q. フリーターでも行政書士になれますか?

A. なれます。筆者は大学を出たあとフリーターで、行政書士試験を受けました。

 

受験資格に学歴や職歴の条件はありません。合格後に登録すれば、行政書士として開業できます。

 

Q. 行政書士の資格を取れば、生活は変わりますか?

A. 資格を取っただけでは変わりませんでした。

 

筆者は最初の開業で数か月お客さんが来ませんでした。変わったのは、自分でホームページを作り、集客を学んでからです。

 

Q. 行政書士と社労士、両方持っていたほうが有利ですか?

A. 筆者は社労士試験にも合格しましたが、登録していません。

 

行政書士の仕事だけで食べていけるようになったからです。「1つでは不安だからもう1つ」という考えは、おすすめしません。

 

Q. 独学と通信講座、どちらがいいですか?

A. 法律の学習経験がない人には、通信講座をすすめます。

 

筆者は市販の教科書では全く理解できず、講義で初めて理解できました。

 

Q. 試験の勉強は、開業後に役立ちますか?

A. 試験の知識そのものは、実務ではほとんど使いません。

 

ただ、法律の条文に触れた経験は生きました。各業務の法律を読むときに、すんなり理解できます。

 

まとめ|資格で人生は変わった。ただし、資格だけでは変わらなかった

✅ フリーターから行政書士を目指し、独学で挫折、1回目不合格、2回目で合格

✅ 最初の開業は客ゼロ。「食えない」と社労士を取ったが、登録はしていない

✅ 2018年に開業し直し、自作ホームページからの車庫証明が最初の仕事

✅ 変わったのは自信と条文を読む力。変わらなかったのは「資格だけでは客は来ない」こと

✅ 資格は1つで十分。集客を先に学ぶ

 

資格は、人生を変えるきっかけにはなります。

 

ただ、変えるのは資格ではなく、そのあとに自分でやることです。

 

それでも、フリーターだった筆者が行政書士になれたのは、この試験に受かったからです。

 

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※この記事の出来事は筆者本人の体験で、年は概数です。試験の数字は行政書士試験研究センターの公表資料(2026年10月19日確認)によります。講座の内容は変わることがあるため、申込前に公式ページでご確認ください。本記事はアフィリエイト広告を含みます。

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