- 行政書士は役立つ資格なの?
- 稼げるの?
- 短期間で行政書士になる方法は?
行政書士に興味がある方。
『行政書士は使える資格なの?』と思っていませんか。
『行政書士は食えない』などネット上ではネガティブな意見が目立ちます。しかし、実際はどうなのか。
★この記事を書いた人
知識ゼロから行政書士試験に合格
行政書士歴5年の現役行政書士
そこでこの記事では行政書士は使える資格なのかについて解説します。
この記事を読むことで、行政書士資格の実態が把握できます。
★記事の結論
- 行政書士は使える資格
- 行政書士は独立型の資格。就職や転職には不向き
- 独立して稼ぐことは十分可能
行政書士は『意味ない』『使えない』といわれる5つの理由
世間では行政書士に対してネガティブなイメージを持つ人がいます。
- 試験が簡単だから価値がない
- 行政書士は飽和状態
- 就職や転職はできない
- 独立しても廃業する
- 将来はAI(機械)に仕事を奪われる
試験が簡単
『行政書士は誰でも取れる』という人がいます。
理由は、
- 行政書士は法律の入門資格
- 弁護士や税理士等の士業のなかで一番簡単な試験
行政書士は法律の入門資格。簡単だから誰でも取れる。
誰でも取れる資格に価値はないと思われています。
行政書士は飽和状態
行政書士は全国に5万人ほど。さらに行政書士の数は毎年増加してます。一方、日本の人口はシンプルに減少傾向。
ライバルが多いので『食えない』といわれています。
就職や転職はできない
行政書士は独立型の資格。就職や転職をするための資格ではありません。
求人も少ないので就職や転職は難しいといわれています。
行政書士の働き方は以下の記事で、さらに詳しく解説しています。
独立しても廃業する
独立しても3年以内に8割は廃業するといわれています。
『独立しても、どうせ廃業するから意味ないよ』という声があります。
将来はAIに仕事を奪われる
イギリスのオックスフォード大学と野村総合研究所が『AIに代替される可能性がある職業』という研究を行いました。
調査によると、行政書士業務の90%以上はAIに代替される可能性があるという結果でした。
行政書士の仕事はAI(機械)に奪われるので未来はないという声があります。
【まとめ】行政書士は『意味ない』『使えない』5つの理由
世間でいわれる行政書士のイメージについて解説してきました。
- 試験が簡単だから価値がない
- 行政書士は飽和状態
- 就職や転職はできない
- 独立しても廃業する
- 将来はAI(機械)に仕事を奪われる
『やっぱり行政書士は取っても意味ないよ』と思う方もいるでしょう。
しかし、ちょっと待ってください。次項では現役行政書士が実際の現場で感じていることをお伝えします。
行政書士は『食える』資格
- 試験の難易度と稼ぎやすさは関係ない
- ライバルが強いとは限らない
- 独立すると大きく稼げる可能性がある
- AI(機械)の時代になっても行政書士はなくならない
試験の難易度と稼ぎやすさは関係ない
法律資格のなかで行政書士試験は簡単な部類に入ります。簡単だから稼げないといわれています。
しかし、全くの誤解。試験が簡単なことと稼ぎやすさは無関係です。
つまり、
- 弁護士は難しいから稼げる
- 行政書士は簡単だから稼げない
は間違え。
弁護士でも年収100万円未満の人もいる。一方、行政書士で年収1億の人もいる。
ライバルの中身を知る
行政書士は約5万人います。コンビニと同じぐらいの数です。しかも、行政書士は年々増加傾向。
『ライバルが増えているから稼げない』。確かに、その側面もあるでしょう。
しかし、行政書士になった全員が本気で取り組んでいるかは疑問です。
なかには、
- 公務員を定年退職後、片手間で行政書士になった人
- 社労士や税理士の人が、とりあえず行政書士も登録した
という人もいます。
公務員を定年退職したので年金収入がある。
また、ダブルライセンス登録した人には他士業の収入があるので本気で行政書士の活動を行っていない人も大勢います。
独立すると大きく稼げる可能性がある
行政書士は独立が基本。就職や転職には不向きです。
もちろん、行政書士事務所や一般企業で働く道もあります。採用時に行政書士資格があることは強力なアピールになるでしょう。
しかし、求人が少なく就職できたとしても給料が安いところが多いです。
行政書士に挑戦するなら独立前提で目指しましょう。
行政書士は合格率が10%程度の難関資格。苦労して取るからには独立するほうがリターンが大きいです。
行政書士の独立に関して以下の記事で詳しく解説しています。
≫行政書士の独立開業は難しい?失敗しやすい?厳しい理由と成功の秘訣を解説
AI(機械)時代になっても行政書士はなくならない
今後、AI(機械化)により行政書士の仕事は減っていくことが予想されます。
しかし、行政書士の仕事すべてが奪われるとは考えにくいです。
行政書士のメリットは業務範囲が広いこと。AIが代替できない業務も存在します。
行政書士の需要と将来性は以下の記事で、さらに詳しく解説しています。
※資料請求後に強引な押し売り、しつこい勧誘は一切ないのでご安心ください。
今から行政書士を目指す方
行政書士の資格について解説してきました。結論、行政書士は稼げます。
もちろん、全員が成功できるとはいいません。
しかし、マーケティングをしっかり学ぶことで年収1000万円以上は稼げます。
現状、行政書士の開業者でマーケティングをしっかり学んでいる人は少数派。今から目指しても十分勝機はあるでしょう。
『行政書士を目指そうかな』と思った方。
行政書士になるには行政書士試験に合格する必要があります。
試験は難易度が高く、簡単には合格できません。次項では筆者の経験談をもとにコスパのいい勉強法を解説します。
短期間で合格するなら通信講座がオススメ
行政書士の勉強法は次の3つです。
- 独学
- 予備校に通う
- 通信講座
まず独学はオススメしません。なぜなら合格率が10%の難関試験だからです。
筆者も当初は独学でした。しかし、あまりの難しさに挫折しました。自分の力だけで合格するのは大変です。
一方で、資格予備校に通う方法もありますが、個人的にはオススメしません。なぜなら費用が20万近くかかるからです。
予備校に通うと手厚いサポートが受けられます。しかし、合格するのに予備校まで通う必要はないと思います。
オススメは通信講座。予備校の半額以下で受講でき、教材のクオリティも高いです。
- 自宅で学習する
- 安く受講できる
- テキストが読みやすい
- 理解しやすい講師の講義
初学者でも通信講座だけで十分合格できます。私自身、知識ゼロから通信講座で合格できました。
オススメは通信講座は下記の記事を参考にしてください。
【まとめ】行政書士は『意味ない』『使えない』資格?
『行政書士は使える資格なのか』について解説しました。
世間では行政書士に対してネガティブなイメージがあります。
- 試験が簡単だから価値がない
- 行政書士は飽和状態
- 就職や転職はできない
- 独立しても廃業する
- 将来はAI(機械)に仕事を奪われる
しかし、世間のイメージと乖離する部分があります。
実際、行政書士は『食える』資格です。
- 試験の難易度と稼ぎやすさは関係ない
- ライバルが強くない
- 独立すると大きく稼げる可能性がある
- AI(機械)の時代になっても行政書士はなくならない
結論、行政書士は使える資格です。誰にでも成功するチャンスがあるからです。
これから行政書士を目指す方は是非ガンバってください。
行政書士に関する下記の記事も参考にしてください。