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行政書士試験の時間配分|180分60問の解く順番と1問あたりの目安・途中退室できない時間

行政書士試験の時間配分|3時間で60問を解く合格者の解答戦略【2026年】のアイキャッチ画像 行政書士試験

🎯 結論(先に要点)

行政書士試験は13時〜16時の180分で60問(300点)を解きます。時間配分に公式の正解はないので、模試で形式ごとに1問あたりの時間を測り、合計が180分に収まる「1問の上限」を先に決めて、本番も同じ順番・同じ上限で解くのが基本です。試験室に時計はなく、13時〜14時30分と終了前10分は退室できない(退室すると受験放棄)ので、腕時計とお手洗いの準備も時間配分の一部です。

受験生

受験生
行政書士試験は3時間で60問ですよね。
時間が足りなくならないか心配です。どう配分すればいいですか?

行政書士(運営者)

行政書士(運営者)
私は2回目の受験で、模試で時間を測って「1問何分」を先に計算し、本番もそのとおりに解きました。
決まった正解の配分はないので、自分の1問あたりの時間から逆算するのがおすすめです。

この記事でわかること

  • 60問の形式・問題番号・配点と、合格に必要な3つの基準
  • 当日の時刻と、途中で退室できない時間(令和8年度の公式の注意事項)
  • 180分の配分の例と、1問あたりの上限の決め方
  • 解く順番の考え方(順番ごとの注意点)
  • 運営者が2回目の本番で時間配分を崩さなかったやり方

行政書士試験は、5肢択一・多肢選択・記述式という性質の違う問題を、1回の180分で解きます。

 

形式ごとに1問にかかる時間がまったく違うので、「平均3分」だけで考えると、最後の記述式で時間が足りなくなることがあります。

 

この記事では、試験の公式情報をもとに、時間配分の決め方を順番に説明します。

 

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行政書士試験は180分で60問|形式・問題番号・配点

出典:行政書士試験研究センター「令和7年度行政書士試験問題」「令和7年度行政書士試験合否判定基準」をもとに作成。試験時間は13時〜16時(180分)
形式 問題番号 問題数 配点
5肢択一式(法令等) 問1〜問40 40問 160点(1問4点)
多肢選択式(法令等) 問41〜問43 3問 24点(1問8点)
記述式(法令等) 問44〜問46 3問 60点(1問20点)
5肢択一式(基礎知識) 問47〜問60 14問 56点(1問4点)
合計 ― 60問 300点
行政書士試験300点の内訳。行政法112点(択一19問76点・多肢2問16点・記述1問20点)、民法76点(択一9問36点・記述2問40点)、憲法28点、商法・会社法20点、基礎法学8点、基礎知識56点
出典:行政書士試験研究センター「令和7年度行政書士試験合否判定基準」をもとに作成

問題は番号順に、法令等の5肢択一、多肢選択、記述式、基礎知識の順に並んでいます。

 

合格するには、次の3つをすべて満たす必要があります。

 

出典:行政書士試験研究センター「令和8年度行政書士試験のご案内」の合格基準(難易度による補正的措置が加えられることがあります)
基準 満点 必要な得点
法令等科目 244点 50%以上(122点以上)
基礎知識科目 56点 40%以上(24点以上=6問)
試験全体 300点 60%以上(180点以上)

時間配分で気をつけたいのは、足切りが2つあることです。

 

基礎知識を最後に回して時間が足りなくなると、全体で180点に届いていても不合格になることがあります。

 

また、択一式の採点で合格基準を満たしていないと認められる場合は、記述式が採点されないことがあると案内されています。

 

当日の時刻と「途中で退室できない時間」

行政書士試験の当日の時刻(令和8年度)。11時50分入室開始、12時20分着席、12時30分注意事項の説明、13時試験開始、13時30分以降は受験できない、14時30分までと終了前10分は退室できない、16時終了
出典:行政書士試験研究センター「令和8年度行政書士試験のご案内」試験当日の注意事項(2026年10月24日確認)をもとに作成
出典:行政書士試験研究センター「令和8年度行政書士試験のご案内」
時刻 内容
11時50分 試験室への入室開始
12時20分 受験番号の席に着席
12時30分 受験上の注意事項の説明
13時00分 試験開始
13時30分 これを過ぎると受験できない(試験開始後30分)
13時00分〜14時30分 退室できない
15時50分〜16時00分 退室できない(終了前10分間)
16時00分 試験終了

⚠️ 時間配分に関わる当日のルール(令和8年度)

  • 退室できない時間に退室すると、受験放棄とみなされ欠席扱いになる
  • 試験室に時計はない。腕時計か懐中時計を1個、机の上に置いて使う(置時計は不可)
  • スマートウォッチなど計算機能・通信機能のある時計は使えない。アラームは事前に解除
  • 試験時間中の飲食は、許可された場合を除きできない
  • 問題用紙に使う蛍光ペンは持ち込んで使える(複数可)

時計が使えないと、1問あたりの上限を決めていても守れません。

 

模試のときから、本番と同じ腕時計を机に置いて解く練習をしておくと安心です。

 

当日の流れと持ち物は 行政書士試験当日の流れ と 試験当日の持ち物チェックリスト にまとめています。

 

時間配分は「1問あたりの上限」を先に決める

行政書士試験180分の配分の例。基礎知識14問25分、5肢択一40問90分、多肢選択3問15分、記述式3問45分、見直し5分。1問あたりの時間を模試で決めて本番も同じに解く
問題数は行政書士試験研究センター「令和7年度行政書士試験問題」による。分数は当サイトの計算例で、公式の目安ではありません
当サイトによる計算例。自分の模試の時間に合わせて変えてください
形式 問題数 配分の例 1問あたり
基礎知識 14問 25分 約1分47秒
5肢択一式(法令等) 40問 90分 約2分15秒
多肢選択式 3問 15分 5分
記述式 3問 45分 15分
見直し・マークの確認 ― 5分 ―
合計 60問 180分 平均3分

この表は一例で、決まった正解ではありません。

 

大事なのは、合計が180分に収まるように「1問あたりの上限」を決めておくことです。

 

上限を超えたら、問題用紙に印を付けて次へ進み、最後にまとめて戻ります。

 

🌿 上限の決め方(3ステップ)

  • 模試を本番と同じ13時〜16時の時間帯に、同じ順番で解く
  • 形式ごとにかかった時間を記録し、1問あたりの時間を出す
  • 合計が180分に収まり、見直しの時間も残るように上限を決める(本番もこの上限で解く)

解く順番は「足切り」と「記述式」で決める

当サイトによる整理。どの順番でも、模試で試して時間が収まるものを選びます
解く順番 よい点 注意する点
問題番号どおり(問1から) マークのずれが起きにくい 最後の基礎知識に時間が残らないと足切りの危険
基礎知識を先に 足切り(24点)の対策を先に終えられる 解答欄が後ろなので、マークの位置をよく確かめる
記述式を早めに 60点分の記述式に時間を残しやすい 択一の途中で頭を切り替える必要がある
得意な科目から 最初に手ごたえがあり、落ち着いて進めやすい 苦手な形式が最後に固まると時間が足りなくなる

どの順番が一番よいかは、人によって違います。

 

基礎知識が苦手なら先に、記述式で時間切れになりやすいなら早めに、というように、自分が落としやすい部分を先に置くのが考え方の基本です。

 

順番は、本番の前に模試で必ず一度試しておきましょう。

 

時間がかかりやすい問題を知っておく

出典:行政書士試験研究センター「令和7年度行政書士試験問題」の出題形式をもとに当サイトが整理
形式 時間がかかりやすい理由(令和7年度の問題の形式)
多肢選択式(問41〜43) 文章の空欄ア〜エの4つに、20個の選択肢から語句を選ぶ。判決文などの長い文章を読む問題もある
記述式(問44〜46) 事例を読んで、40字程度で書く。下書きをしてから答案用紙に書き写す時間も要る
基礎知識の文章理解(3問) 文章を読んで答える問題で、法律の知識では時間を短くできない

この3つは、1問あたりの時間を5肢択一と同じに考えると足りなくなります。

 

配分の例で多肢選択に1問5分、記述式に1問15分をあてているのはこのためです。

 

逆に、5肢択一で知っている論点の問題は短く済ませ、浮いた時間をここに回します。

 

模試の記録表(例)

模試のたびに形式ごとの時間を書き込み、本番の上限を決めるための表です
形式 問題数 1回目の模試 2回目の模試 本番の上限
基礎知識 14問  分  分  分
5肢択一式(法令等) 40問  分  分  分
多肢選択式 3問  分  分  分
記述式 3問  分  分  分
見直し ―  分  分  分
合計 60問  分  分 180分以内

記録をとると、どの形式で時間を使いすぎているかがはっきりします。

 

2回分の記録がそろったら、遅い形式の上限を少し広げ、速い形式から時間を回して、合計が180分に収まるように決め直します。

 

運営者の場合|模試で「1問何分」を計算し、本番も同じにした

行政書士(運営者)

行政書士(運営者)
1回目の試験は、合格点にまったく届きませんでした。
2回目は、模試で時間を測りながら解き、1問に何分使えるかを事前に計算しておきました。
本番は焦りもありましたが、模試と同じ時間で解いたので、時間配分は崩れませんでした。

模試はTACと大原の模試を受けました。

 

講座の教材は講義が分かりやすかった一方で、演習の量は多くなかったので、本番形式の練習は他社の模試で補っています。

 

直前の1か月は、テキストを1周、理解できているかを確かめながら読みました。

 

🎬 動画で見る:2回目で守った本番の時間配分

1回目に届かなかった理由と、2回目の本番で時間配分を守ったやり方を話しています(再生すると音声が流れます)。

※運営者本人の体験です(音声は読み上げソフトを使用)。当サイト運営者のYouTubeチャンネル「シカクのミカタ」の動画です(説明欄の記事リンクには広告を含みます)。

点数は覚えていないため、ここでは書いていません。

 

1問あたりの具体的な分数も人によって違うので、上の表と3ステップを使って、自分の模試の時間から決めてください。

 

対象講座(2027年合格目標の対象カリキュラム)・受け取り条件(合格体験記の提出など)は、アガルート公式サイトの「合格特典」ページで確認してください。

本番で時間が足りなくなりそうなとき

本番で上限を超えた問題に粘ると、後ろの問題を解く時間がなくなります。

 

迷った問題は問題用紙に印を付けて先へ進み、全問に一度目を通してから戻るのが基本です。

 

マークシートは、飛ばした問題の欄に次の問題の答えを塗ってしまわないよう、区切りのよいところで番号を確かめます。

 

記述式の採点基準(部分点の付け方)は公表されていません。

 

それでも、何も書かなければ点数にはならないので、時間が足りないときも問われていることに答える形で書いておきましょう。

 

記述式の練習方法は 記述式対策、多肢選択式は 多肢選択式対策 で説明しています。

 

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時間配分でよくある質問

Q. 試験中にトイレに行けますか?

A. 試験開始(13時)から14時30分までと、終了前の10分間(15時50分〜16時)は退室できません。この時間に退室すると受験放棄とみなされ、欠席扱いになります。お手洗いは12時20分の着席までに済ませておきましょう(行政書士試験研究センターの令和8年度の注意事項)。

Q. 試験会場に時計はありますか?

A. 試験室に時計の用意はありません。腕時計か懐中時計を1個だけ持ち込め、身につけずに机の上に置いて使います。スマートウォッチなど計算機能・通信機能のある時計と置時計は使えず、アラームは事前に解除しておきます。

Q. 何時までに会場に着けばいいですか?

A. 12時20分までに受験番号の席に着席し、12時30分から注意事項の説明があります。入室は11時50分からです。試験開始後30分(13時30分)を過ぎると受験できません。

Q. 記述式は必ず採点されますか?

A. 行政書士試験研究センターは、択一式の採点が終わった段階で合格基準を満たしていないと認められる場合、記述式を採点しないことがあると案内しています。その場合は合否通知書にその旨が記載されます。

Q. 1問あたり何分で解けばいいですか?

A. 公式の目安はありません。180分で60問なので平均は3分ですが、形式によって必要な時間が違います。模試で形式ごとに1問あたりの時間を測り、合計が180分に収まる上限を自分で決めるのが近道です。

Q. 問題用紙に蛍光ペンは使えますか?

A. 使えます。令和8年度の注意事項では、問題用紙に使う蛍光ペン(複数可)を持参して試験時間中に使えるとされています。

📚 この記事の出典(一次資料)

  • 行政書士試験研究センター「令和8年度行政書士試験のご案内」(試験当日の注意事項・合格基準)
  • 行政書士試験研究センター「令和7年度行政書士試験問題」
  • 行政書士試験研究センター「令和7年度行政書士試験合否判定基準」

まとめ|上限を決めて、本番も模試と同じに解く

行政書士試験は13時〜16時の180分で60問、300点満点です。

 

時間配分は、①模試で形式ごとの1問あたりの時間を測る、②合計が180分に収まる上限を決める、③本番も同じ順番・同じ上限で解く、の順で固めます。

 

試験室に時計はなく、13時〜14時30分と終了前10分は退室できないので、腕時計とお手洗いの準備も忘れずに。

 

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